今更の話 ~ かぼちゃの馬車に代表されるシェアハウス騒動についての私見

シェアハウス問題のその後

 

不動産関連のニュースの中で、一番世間を騒がせている問題がシェアハウス問題だろう。

ワタシも詳しく内容を調べたワケではないが、スマートデイズという会社が、通常ではありえないスキームで家賃保証の約束をして、新規顧客 ( オーナー )を集めていたらしい。

 

当然そのスキームがうまく機能しなければ、オーナーへ支払う資金が底を尽き、オーナーへの支払いができなくなる。

現時点ではすでに支払いがストップしているため、家賃保証をアテにしていたオーナーにとっては、非常ににマズい状況となっている。

通常は、銀行への支払いを自腹で払うのか、払えないならば破産して物件を差し押さえられるかの2拓となるが、融資先のオルガ銀行の責任を追及するという第三の道を選んだオーナー達もいる。

 

今後この裁判が、どのように進んでいくのかを見守りたい。

 




このシェアハウスの内容は?

 

このかぼちゃの馬車のシェアハウスだが、だいたいの以下のような内容だと聞いている。

① 東京都内のみで展開

② 一部屋の広さは、7平米ほど ( ヒジョーに狭い )

③ シャワーとトイレは共有 ( フロは無い?)

④ 1棟 = 10部屋だと1億円ほどの価格設定

⑤ 空室率が異常に高い

⑥ 家賃保証をうたってオーナーを集め、建築業者からは多額のキャッシュバックをもらっていた。

 

空室率が異常に高い理由はよくわからないが、部屋の狭さやシャワー・トイレ共有なのが原因なのか、

シェアハウスという運営自体が時代に合ってないのか、、、ワタシにはよくわからない。

 


 

この問題についての私見

 

ワタシの考えとしてただ一つだけ言えることは、よくわからないモノに1億円もの投資をすること自体がイカがなものか? ということだ。

今回のオーナーたちは被害者であることも事実だろうが、投資先を選んだのは自分たちである。

オルガ銀行のバカ高い金利でも、継続して支払いができると判断したのも自分達だ。

このような事態に陥った一番の責任は自分たちにある ということダケは理解した方がよい。

 

おそらく、オーナーたちはあまり不動産の知識がない・判断基準がない、そして高属性の人たちだと思われる。

何度もこのブログで言っていることだが、このような事態にならぬよう、小さな一歩から始めて判断基準を磨くことが重要だ

今このブログを読んでいるアナタにも、小さな一歩から慎重に進めてもらいたいと思う。

 

そしてワタシが今回のオーナーたちの立場ならば、、、

まず金利交渉をして負担を減らし、なんとかして満室経営をする方法を考え、ローンを返していく方法でチャレンジしてみる、、と思う。

場所は利便性が高いところが多いようなので、民泊専用にするのもアリかもしれない。

 

 




   




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