今日は繰り上げ返済の話し
お部屋コレクションの中で、一部屋だけ３％台で借りている物件があるんだけど、金利が高いせいで元金が全然減らないので、実験的に繰り上げ返済をやってみました。
まず、その融資の内容は以下の通りです。
・ 金利 ＝ 約3.28％
・ 融資期間 ＝ 35年 （420回）
・ 融資金額 ＝ 約￥4,800,000
・ 返済総額 ＝ 約￥8,076,000
・ 月の支払 ＝ 約￥19,200
そのうち、約￥140,000 を、７ヶ月で返済していますので、残りの総支払額の残金は、
約￥7,936,000 となります。
そして今回、ここから￥100,000 の元金返済を実施しました。
この時点での残りの元金額 ＝ 約￥4,656,000
（ちなみにその繰り上げ返済にかかった手数料は、約￥2,500）
さて、これからは返済後の金額。
・残りの返済期間はそのまま （残り413回）
・もちろん金利もそのまま ＝ 3,28％
・ 月々の返済額 ＝ 約￥18,800
・ 支払総額の残 ＝ 約￥7,769,000
これにより、次のように変化が現れます。
・ 月々の返済額 △￥400 （￥19,200－￥18,800）
・ 支払総額の残 △￥167,000 （￥7,936,000－￥7,769,000）
⇒ 「 月々４００円の減額と、総支払い額で￥67,000の得をした 」
融資の１年以内に繰り上げ返済を実施したにもかかわらず、
月々 たった４００円と、総額でたったの ￥67,000 です。
今回は、実験のつもりで１０万円だけの繰り上げ返済を行いましたが、あまり意味のない返済だったと言わざるを得ません。
それよりも、最初から安い金利で借りる方が断然良いです。
今回の実験で学んだ教訓
① 安い金利で借りれる場合（例えば２％以下）は、できるだけフルローンに近いかたちで 長期間借りる。
② 高い金利の場合（３％以上 ）の場合は、２０年とか短めにローンを組み、できるだけ頭金を入れる。
③ 基本 繰り上げ返済はしない。（ どうしても繰り上げ返済をしたい場合は早めに ）
それがわかっただけでも、今回の繰り上げ返済の意味はあったのではないか、、、
いかなる結果であろうと、人生においてムダな経験はない というのが、自分の考え方です。
